2010年01月22日

心を込めて・・・

こんにちは。
もう、あけましておめでとうございます。は言わない時期ですかね。

今日は、長崎の子どもの本の童話館から「絵本のある子育て」の冊子が届きましたので、皆さん方にぜひ読んでいただきたく久しぶりにお邪魔しました。
この冊子には納得できることがたくさん書いてあります。ぜひ、読んで子育てに生かしてください。

それから、話は変わりますが、先日、以前からどうしても行きたかった木村まさ子さんの講演会に行ってきました。
木村さんは、皆さんご存じのキムタクのお母さんです。
講演の中で、木村さんが朗読された記事に感動したので、早速、家で夕食のときに家族に読んで聞かせました。途中、話の内容がよくわからなかったのか、二女はちょっとしたフレーズにニコニコ笑っていましたが、聞き終わった後はボロボロ泣く祖母の顔を心配そうに見ていました。
長女は、その日、嫌いな魚を何も言わず残さず食べました。

家族みんなで心を込めて『いただきます』『ごちそうさま』を言いました。
これからも続けていきたいと思います。

その内容を以下に掲載しますので、
皆さんも夕飯の時にでも家族そろってどうですか。


「心を込めて『いただきます』『ごちそうさま』を」

ここに食肉加工センターの「坂本さん」という人が登場する。実在の人物である。

坂本さんの職場では、毎日毎日たくさんの牛が殺され、
その肉が市場に卸されている。
牛を殺すとき、牛と目が合う。そのたびに坂本さんは、「いつかこの仕事をやめよう」と思っていた。

ある日の夕方、牛を荷台に乗せた1台のトラックがやってきた。
「明日の牛か…」と坂本さんは思った。

しかし、いつまで経っても荷台から牛が降りてこない。
不思議に思って覗いてみると、10歳くらいの女の子が、牛のお腹をさすりながら何か話しかけている。
その声が聞えてきた。
 「みいちゃん、ごめんねぇ。みいちゃん、ごめんねぇ…」
坂本さんは思った。
 「見なきゃよかった」
女の子のおじいちゃんが坂本さんに頭を下げた。
 「みいちゃんはこの子と一緒に育てました。
  だけん、ずっとうちに置いとくつくもりでした。
  ばってん、みいちゃんば売らんと、お正月が来んとです。明日はよろしくお願いします…」

 「もうできん。この仕事はやめよう」と思った坂本さん、
明日の仕事を休むことにした。

家に帰ってから、そのことを小学生の息子のしのぶ君に話した。
しのぶ君はじっと聞いていた。
一緒にお風呂に入ったとき、しのぶ君は父親に言った。
 「やっぱりお父さんがしてやってよ。心の無か人がしたら牛が苦しむけん」
しかし坂本さんは休むと決めていた。
翌日、学校に行く前に、しのぶ君はもう一度言った。

 「お父さん、今日は行かないけんよ!(行かないといけないよ)」

坂本さんの心が揺れた。
そしてしぶしぶ仕事場へと車を走らせた。
牛舎に入った。
坂本さんを見ると、他の牛とおなじように
みいちゃんも角を下げて威嚇するポーズをとった。

 「みいちゃん、ごめんよう。みいちゃんが肉にならんとみんなが困るけん。ごめんよう」

と言うと、みいちゃんは坂本さんに首をこすり付けてきた。

殺すとき、動いて急所をはずすと牛は苦しむ。坂本さんが、「じっとしとけよ、じっとしとけよ」と言うと、みいちゃんは動かなくなった。

次の瞬間、みいちゃんの目から大きな涙がこぼれ落ちた。
牛の涙を坂本さんは初めて見た。


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この記事へのコメント
私も講演会に行かせていただきました。
このお話を伺った時は涙が出てきました。
当たり前のようにしていたことの裏ではいろいろ
考えないといけないことが多いのかなと…

子供にももっとそんなことも教えたいなと思いました。
Posted by モチ子とサク子モチ子とサク子 at 2010年01月22日 13:58
こんにちは。川古の大楠の下より。
残念、行きそびれてしまいました(T_T)
『いのちをいただく』
そのご本を私も何度読み聞かせに使おうと思ったかわかりませんが
毎回下読みするたびに涙が出て止まらないので
もう少し修行してからにします・・・

みんな元気かな~?去年半袖だったお友達は今年どうしてる?
うちは今も半袖で・・・学校でちょっと指導受けたりしちゃってます・・・あははは~だけど半袖です。いいよね。
Posted by yuntayunta at 2010年01月22日 14:10
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